おねしょ(夜尿症)の誤解とオススメする事

子育て
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夜尿症(おねしょ)は多くの子どもたちが経験する一般的な症状だと思いますが、周囲の理解不足や誤った情報により、不必要な悩みや心配を抱える家族も少なくないと思います。

夜尿症とは

夜尿症は、5歳以上の子どもで1ヶ月に1回以上の頻度で
夜間睡眠中のおねしょが3ヶ月以上続く状態と言われています。

6歳未満の子どもの約15%、7歳で約10%、10歳でも5%程度に見られる一般的な症状です。

【我が家は現在6歳の夜尿症です】

誤解1:「怠けている」または「わざとしている」

多くの人が、夜尿症の子どもは怠けているか、わざとおねしょをしていると考えがちです。
(私も始めは、わざとしていると思っていました💦トイレに行くのがめんどくさいのかと💦)

事実:
夜尿症は子どもの意思とは無関係な生理的な問題です。

主な原因としては、

  1. 抗利尿ホルモンの分泌不足
  2. 膀胱容量の不足
  3. 睡眠が深すぎて尿意を感じない

これらの要因は子どもの成長過程で自然に改善されることが多く、
怠惰さや意図的な行動とは全く関係ありません。

【子供って眠りが深いですもんね(´▽`*)起こそうとしても起きない(笑)】

誤解2:「厳しくしつければ治る」

一部の親は、子どもを厳しく叱ったり罰したりすれば夜尿症が治ると考えている方もいるようです。
(私は、これだけはしないと最初に決めていました)

事実:
厳しい対応は逆効果です。
子どもを怒ったり、恥ずかしい思いをさせたりすることは、
心理的ストレスを増加させ、症状を悪化させる可能性があります。

なので、このようなことをオススメしています☟

  • 子どもを励まし、支援する
  • おねしょは成長過程の一部であることを説明する
  • 子どもの自尊心を傷つけないよう配慮する

【我が家では、おねしょを成功したら1時間ゲームができるご褒美制にしています】

誤解3:「水分制限が効果的」

夜尿症対策として、夕方以降の水分摂取を極端に制限する方法を取る人もいます。

事実:
適度な水分制限は有効ですが、極端な制限は逆効果です。

オススメは☟

極端な水分制限は脱水のリスクがあり、
かえって体調を崩す原因になる可能性があります。

【夏場などは特に水分制限に気を付けましょうと医師に言われました。】

誤解4:「自然に治るから放っておけばよい」

夜尿症は成長とともに自然に改善することが多いため、
何も対策を取らずに放置する人もいます。
(夜尿症を知らない人に相談しても、「そのうち治るよ~」で終わるよね・・・)

事実:
確かに多くの場合、年齢とともに自然に改善しますが、
適切な対応を取ることで改善を早めることができます。
また、長期間続く場合は心理的な影響も心配なので、
対策を検討することが重要です☟

  • 規則正しい生活リズムを整える
  • 就寝前に排尿を習慣づける
  • 必要に応じて医療機関を受診する

誤解5:「薬物療法は危険」

夜尿症の治療に薬を使用することに抵抗を感じる人も少なくありません。
(私も薬を長期間飲むのはどうなんだろうと思っていましたが・・・)

事実:
医師の指導のもとで適切に使用すれば、
薬物療法は安全で効果的な選択肢の一つです。

【我が家では、「ミニリンメルト」という薬を処方してもらっていますが、
この成分はもともと体の中にあるもので、
この薬を飲むことによっての害はありません。と主治医に言ってもらい安心しました。】

誤解6:「夜尿症は珍しい病気」

夜尿症を恥ずかしいものと考え、誰にも相談できずに悩む家族も多くいます。

事実:
夜尿症は非常に一般的な症状です。

10歳でも約5%の子どもが経験しており、決して珍しいものではありません。
オープンに話し合い、必要に応じて専門家に相談することが重要です。

まとめ

夜尿症は多くの子どもたちが経験する一般的な症状であり、
成長とともに自然に改善することが多いものです。

しかし、適切な対応を取ることで、
子どもの自尊心を守りながら、より早い改善を促すことができます。

重要なのは、「焦らず、怒らず、褒める、(他の人と)比べない」という姿勢です。

子どもの成長を温かく見守りながら、
必要に応じて医療機関に相談し、適切な対策を取ることが大切です。

夜尿症に関する正しい理解が広まり、
不必要な悩みや心配が減少することを願っています。

このブログが少しでも貢献できれば幸いです。

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